これは、2025年6月時点での最新作。
Jon Anderson & Band Geeks 名義で出した「True」の中の1曲。
この歌は、愛と真実の到来、
そして、それが人生における目的や希望に
深く関連していることをテーマにしている。
過去と未来の間で、
まだ訪れていない愛や真実を待ち望む姿勢が描かれている。
なーんて言うと固いが、
そんな内容を時にコミカルな演奏と共に
非常に楽し気に、優しさを込めて歌っている。
不思議と癒されてしまう。
I’ve seen counties and countries,
僕は様々な地方や国々を見てきた
the Gardens of Eden are calling me, calling me home
エデンの園が僕を呼んでいる、故郷に呼んでいるんだ
And I said, I would deliver the promise of lifetimes
そして僕は言った、何世代にもわたる約束を果たすと
Calling me, calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷へ呼び戻そうとしている
For I received it on that day, the gift of love was here to stay
その日、僕は受け取ったんだ、愛の贈り物が永遠にここに留まるということを
Asking for the love that would always deliver
常に応えてくれる愛を求めて
Asking for the love yet to come
まだ訪れていない愛を求めて
I’ve seen counties and countries, the Gardens of Eden
僕は様々な郡や国々を見てきた、エデンの園が
Are calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷に呼び戻している
The mountains, down through the oceans, the gift of creation
山々、海を越えて、創造の贈り物が
Are calling me, calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷へと呼んでいるんだ
For I received it on that day, the gift of love was here to stay
その日、僕はそれを受け取った、愛の贈り物がここに留まることを
Asking for the love that would always deliver
いつも応えてくれる愛を求めて
Asking for the love yet to come
まだ訪れていない愛を求めて
The love yet to come, the love yet to come
まだ訪れていない愛、まだ訪れていない愛
The love yet to come, say I, say I
まだ訪れていない愛だ、僕が言うよ、僕が言うよ
The love yet to come, this miracle’s got to keep us alive
まだ訪れていない愛、この奇跡が僕たちを生かし続ける
Gotta get that beautiful day to be
あの美しい日を迎えなくてはならない
Only for you, only for you
君のためだけに、君のためだけに
Only for you, to be received
君だけが受け取るために
To be received, by you
君が受け取るために
Only for you, only for you
君のためだけに、君のためだけに
Only for you, to be received
君が受け取るために
To be received, by you
君によって受け取られるために
I reached out and discovered that words are forever
僕は手を伸ばして、言葉が永遠であることを発見した
Never repeat what you don’t believe
信じていないことを繰り返してはいけない
And I said I would remember that people forgiving
そして僕は言った、人々が許すことを覚えていると
That comes with the loving of your soul
それは君の魂の愛と共に訪れる
Just reaching for the strength of another, your sisters and brothers
ただ他者の強さに手を伸ばしている、君の姉妹や兄弟たち
Calling me, calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷へ呼んでいる
‘Cause I believed it on that day
その日、僕はそれを信じたんだ
The gift of love was here to stay
愛の贈り物がここに留まっていることを
Gifting me, just knowing that love is forever
愛は永遠であることを知って、僕に贈られている
Knowing of the truth yet to come
まだ訪れていない真実を知っている
The truth yet to come, the deeper you got it
まだ訪れていない真実、それを深く受け入れれば
The love yet to come, here in your lifetime
まだ訪れていない愛、それは君の生涯の中で訪れるんだ
All to bring you closer, gotta get that beautiful day to be
すべては君を近づけるため、あの美しい日を迎えなくてはならない
The love yet to come, the best yet to come, say I, say I
まだ訪れていない愛、最高のものが訪れる、僕が言うよ、僕が言うよ
The love yet to come, say I, say I
まだ訪れていない愛、僕が言うよ、僕が言うよ
This is a beautiful day to be
これは素晴らしい日だ、存在するための
Love yet to come, all to bring you closer
まだ訪れていない愛、すべては君を近づけるために
You got a beautiful day today
君は今日、美しい日を迎えている
You got a beautiful day today
君は今日、美しい日を迎えている
Only for you, only for you
君のためだけに、君のためだけに
Only for you, to be received
君が受け取るために
To be received, by you
君によって受け取られるために
Jon Anderson – Lead Vocals
Richie Castellano – Bass, Vocals
Andy Graziano – Guitar
Andy Ascolese – Drums
Chistpher Clark – Keyboards
Robert Kipp – Keyboards
(以下、Q=Question=疑問点、A=Answer=解釈例 です。)
Q.
「counties and countries」と繰り返し、
その後に「 the Gardens of Eden」と続く意味は何でしょう?
A.
「I’ve seen counties and countries, the Gardens of Eden」
というフレーズで 「counties」と「countries」 を繰り返しているのは、
言葉のリズムを作ると同時に、
スケールの拡大を表していると思われる。
counties(郡) は比較的小さな地域の単位
countries(国々) はより広い範囲を示す
つまり、「小さな地域から大きな国々まで、あらゆる場所を見てきた」
というニュアンスが含まれている模様。
その後に 「the Gardens of Eden(エデンの園)」 と続くことで、
「この旅の中で、楽園のような美しい場所を見つけた」
という意味合いが加わる。
これは単なる地理的な旅ではなく、精神的・象徴的な旅も
示唆している可能性があり、「エデンの園」は 理想郷、純粋な美しさ、
または神聖な場所 を象徴していると考えられる。
Q.
エデンの園がなぜGardens of Edenと複数形なのでしょう?
A.
エデンの園」は聖書の具体的な場所というよりも、
「あらゆる美と調和のある場所」
「内面や世界中に存在する楽園的な空間」
として表現されている。
それゆえに「複数のエデン=世界中に点在する美しい場所」
として “Gardens” と複数形にしているのか。
Q.
「I reached out and discovered that words are forever」
のreach forは、どこに手を伸ばすと言ってるのでしょう?
A.
「I reached out and discovered that words are forever」の
「reached out」 は、物理的な動作というよりも、
精神的・抽象的な意味で「手を伸ばす」「探求する」
というニュアンスがある。
この文では 「言葉が永遠であることを発見した」
という気づきの過程を表している。
したがって、「reach out」 は何か具体的な物ではなく、
真実や知識、理解へと手を伸ばしている のだと考えられる。
つまり、「僕は手を伸ばし(探求し)、言葉が永遠であることを発見した」
という意味になり、
「言葉の力」「言葉の持つ不変性」「言葉の重要性」に気づいた
というメッセージが込められていると解釈できそう。
「Just reaching for the strength of another, your sisters and brothers」
の 「reaching for」 は、「他者の強さを求める」 という意味になる。
この場合、「another」 は「他の誰か(=仲間や周りの人)」を
指していて、「strength」 は「力」や「支え」という意味合いか。
つまり、「仲間である兄弟姉妹(sisters and brothers)の
強さに手を伸ばしている」 という意味になり、
「互いに支え合うこと」や「助けを求めること」
の重要性を示唆していると考えられる。
この歌詞の流れからすると、単なる個人の旅ではなく、
「人とつながり、助け合いながら進んでいく」
というテーマが込められているのかも知れない。