If It Wasn’t For Love (Oneness Family)

 

1988年リリースの「In The City Of Angels」の中の1曲。
副題にOneness Family(ワンネス・ファミリー)と
付いていたとは知らなかった。


If it wasn’t for love
もし愛がなかったら

The moon would disappear
月は消えてしまうだろう

The seas would crash into the land
海は陸地に押し寄せてくるだろう

The sun would not appear
太陽も現れないかもしれない

And tears would dry up in the sand
そして涙は砂の中で乾いてしまうだろう

 
If it wasn’t for love
もし愛がなかったら

 
If it wasn’t for love
もし愛がなかったら

The children of the sun
太陽の子どもたちは

They would all but melt away
みんな溶けて消えてしまうだろう

Believe me that would be
信じてほしい、それはきっと

An unnecessary day – oh my
存在しなくていいような日になってしまう — ああ

If it wasn’t for love
もし愛がなかったら

 
If it wasn’t for love
もし愛がなかったら

I’d still be all alone
僕はいまだにひとりぼっちのまま

And completely in the dark
完全に闇の中にいたことだろう

No friends would help me through the night
夜を乗り越える友もいなかっただろうし

No singing in the park – oh my
公園で歌うこともなかっただろう — ああ

If it wasn’t for love
もし愛がなかったら

 
All we need is the truth in our hand
僕たちに必要なのは、手の中にある真実

Someone to call a friend
そして「友だち」と呼べる誰か

Never fear the darkness
闇を恐れる必要なんてない

All we need is just the sun in the sky
空に太陽があるだけでいい

And the hope of a summer to come
そしてやってくる夏への希望があれば

With the meaning of love
そこには愛の意味が宿る


Q.
愛の賛歌みたいな曲ですね?

A.
「愛がこの世界のすべてを支えている」という
シンプルで力強いメッセージです。

Q.
Oneness Familyとはどんな家族?

A.
ジョンの言う「Oneness Family」とは、
「地球上のすべての命」「宇宙の兄弟姉妹」「魂でつながる仲間たち」
を指していると思われる。

私たちは肉体や国籍を越えて一つである(Oneness)という、
深いスピリチュアルな真理を示しているようだ。

Whispers of Forgiveness

 

マイケル・バーンとの共作。
おそらく、YouTube上にしか発表されていない。


Be ready forgiveness, be ready to listen.
許す準備をしなさい、耳を傾ける準備をしなさい。

Some believe the timing of the coming of a lifetime.
ある人は、人生に訪れるその時の意味を信じている。

Seen as all your worries are forgiveness,
あなたのすべての不安が「許し」として見られたとき、

Listen now, always to be there, be so thankful,
いま聞いてください、いつもそこにいてくれることに感謝しましょう。

Ever to be there, be so joyful.
いつもそこにいることを、心から喜びましょう。

Ever to be, sunlight coming, dancing in the golden light of this time.
いつもある存在、それは太陽の光とともに来て、この時の黄金の光の中で踊っている。

Ever to be working for the miracle, asking for the caring I have tried.
奇跡のために働き続け、私が尽くしてきた思いやりを求めている存在。

All our life, all our life, all our life, all our life, all our life, all our life,
私たちの人生のすべて、人生のすべて、人生のすべて……

forever, forever, forever.
永遠に、永遠に、永遠に。

 
Some believe the timing of the coming of a lifetime.
ある人は、人生に訪れるその時の意味を信じている。

Seen as all your worries are forgiveness, listen now, always to be there,
あなたのすべての不安が「許し」として見られたとき、いま聞いて、いつもそこにいることを――

be so thankful,
心から感謝して。

Ever to be there, be so joyful.
いつもそこにあることを、心から喜びましょう。

Ever to be, sunlight coming, dancing in the golden light of this time.
それはいつもそこにある太陽のように、この時代の黄金の光の中で踊っている。

Ever to be working for the miracle, asking for the caring I have tried.
奇跡のために働き続け、私が尽くしてきた思いやりを願いながら。

All our life, all our life, all our life, all our life, all our life.
私たちの人生のすべて、人生のすべて


Q.
whipersは誰がささやいている?

A.
あなたの心の奥深くにある「赦しの源」からの声。
目には見えなくても、あなたを導く光や存在のやさしい囁き。

Q.
working for the miracleとはどんなことを表している?

A.
working for the miracle(奇跡のために働く)」という表現は、
スピリチュアルな成長・癒し・希望の実現に向かって、
自分が努力を重ねていくことを象徴的に表している。

ジョンの曲にしばしば出てくる「奇跡」は、
壮大な奇蹟よりも、心の深いレベルでの小さな輝きに近い。

Hurry Home (Song from the Pleiades)

 

プレアデスからの歌
これまた非常にスピリチュアルな曲だが
なんと1988年リリースの作品。
今出ても全然不思議ではない内容だ。


The breakthrough was needed
突破口が必要だった

By the sign of the day
その日はそんな予感の日だった

Singing out our revolution
僕たちの革命を歌い上げ

Children show the way
子どもたちが道を示した

They made out a charter
彼らは憲章を作り

Sealed with a song
歌でそれに封印をした

It took me across the river
それが僕を川の向こうへ導いてくれた

To where I belong
僕が本来いるべき場所へ

 
Hurry home to your heart
急いで君の心に帰っておいで

Hurry home to the voice
急いでその声のもとへ帰っておいで

There are times for inner changes
内なる変化が必要なときがある

Be ready for the choice
その選択に備えておこう

Hurry home said my love
「急いで帰っておいで」と愛しい人が言った

Hurry home to the stars
星々のもとへ帰っておいで

Start a new generation
新しい世代を始めよう

With a freedom that’s ours
僕たちのものとしての自由とともに

 
My friends said bear me witness
友人たちが「証人になってくれ」と言った

I’m coming alive
僕は今、生き返っていく

For the first time in our history
僕たちの歴史で初めて

No mountains to climb
もう乗り越えるべき山はない

Be the living soul of this time
この時代の生きた魂になろう

Be ye wise as the moon
月のように賢くあろう

Be the first new generation
最初の新しい世代になろう

Coming home coming soon
もうすぐ、帰ってくるんだ

 
They call it the cleansing
それを「浄化」と呼ぶ
Of the loneliest soul
最も孤独な魂の浄化

It’s an honour just to be alive
生きていること自体が名誉なんだ

From this love we’ll never fall
この愛から、僕たちは決して離れない

 
Hurry home to your heart
急いで君の心に帰っておいで

Hurry home to the voice
急いでその声に帰っておいで

There’s a new point to living
生きる意味が新しく見えてくる

And a freedom of choice
そして選択の自由もある


There’s a call throughout the kingdom
王国中に呼びかけが響いている

There’s a call throughout the land
この大地全体に呼びかけが響いている

Be as clear as the stars above
夜空の星のように澄みわたろう

Holding love in your hand
その手に愛を抱きしめて

– Solo –

Hurry home to your heart
急いで君の心に帰っておいで

Hurry home to the voice
急いでその声のもとへ

There are times for inner changes
内なる変化が必要なときがある

Be ready for the choice
その選択に備えよう

Hurry home said my love
「急いで帰っておいで」と愛しい人が言った

Hurry home to the stars
星々のもとへ帰っておいで

Start a new generation
新しい世代を始めよう

With a freedom that’s ours
僕たちに与えられた自由とともに

 
You’re gonna change your history
君は自分の歴史を変えていく

You’re gonna change your style
君は生き方そのものを変えていく

I’ve been watching for many years
僕は長い間それを見守ってきた

We’re growing so wild
僕たちはすごい勢いで成長してる

 
Be the children of the future
未来の子どもたちになろう

Be the children of the age
この時代の子どもたちになろう

I’ll be standing there being counted
僕もそこに立って、数えられる一人であるつもりだ

With the strength that it takes
そのために必要な力を持って

 
Hurry home to your heart
急いで君の心に帰っておいで

Hurry home to the voice
急いでその声に帰っておいで

There’s a new point to living
生きる意味が新しく見えてくる

And a freedom of choice
そして選択する自由もある

 
There’s a call throughout the kingdom
王国中に呼びかけが響いている

There’s a call throughout the land
この大地全体に呼びかけが響いている

Be as clear as the stars above
空の星のように澄み渡ろう

Holding love in your hand
その手に愛を抱きしめて

Hurry home to your heart
急いで君の心に帰っておいで

Hurry home to your voice
急いで君の声に帰っておいで

Hurry home to your love
急いで君の愛に帰っておいで


Q.
これはプレアデスの歌?

A.
ジョンが長年インスピレーションを受け続けてきた
プレアデス星団からのメッセージを歌にしたもの

Q.
突破口(The breakthrough)とは何に対して?

A.
人類全体の意識が「アセンション」へ向かうための
ターニングポイントが必要だったことを示している。

現代で言えば、
「2020年代以降の地球意識シフト」や
「集合意識の覚醒」などに通じる内容。

Q.
子どもたちが道を示す(Children show the way)とは?

A.
これは、「インディゴチルドレン」「クリスタルチルドレン」
「レインボーチルドレン」といった、
スターシードの新世代のことを示唆している。
未来を変えるのは、次の世代。

Q.
川を越える(Across the river)の意味は?

A.
スピリチュアルにおいて「川を渡る」は
「古い次元から新しい次元への移行」
「死と再生」「意識の変容」の象徴。

Q.
ハートへ帰れ(Hurry home to your heart)とは?

A.
頭で生きる世界から、心(愛、直感、魂の真実)に戻ること

Q.
星々へ帰れ(Hurry home to the stars)とは?

A.
物理的に「星に帰る」わけではなく、
「自分の魂が本来持っていた星の記憶、叡智、愛、使命」
に目覚めること。

Q.
証人になってくれ(Bear me witness)とは?

A.
「私はもう目覚め始めている」「変化を始めている」という宣言
これを「友達」に向けて言っているところがポイントで、
「周りの人も、一緒に目覚めの旅に巻き込んでいこう」
というジョンらしい共鳴の輪。

Q.
山を越えなくてもいい(No mountains to climb)とは?

A.
古いスピリチュアル概念の終わりを示唆。
「苦労して成長しないとダメ」ではなく、
「ただ目覚め、受け入れ、流れに乗るだけでいい」
という、新しい生き方への招待。

Q.
孤独な魂の浄化(Cleansing of the loneliest soul)とは?

A.
スピリチュアル的には「ダークナイト・オブ・ザ・ソウル(魂の暗夜)」
長い孤独、喪失感、疎外感…
でもその先に待つのは「愛への再統合」

Q.
新しい生きる意味」(A new point to living)
自由な選択( Freedom of choice)の意味合いは?

A.
5次元意識」的なテーマ。
恐怖ベースの生き方から、
「愛と自由意志で生きる新しい地球人類」への意識シフト

Love Is

 

Jon & Vangelisの「ショート・ストーリーズ」の1曲。
これも、バラード風のゆったりとした優しい曲だ。
ヒーリングミュージックと言っていいだろう。


I will be here with you
私はここであなたと共にいる

To find love is
愛を見つけることは

For your love
あなたの愛のため

I’ll carry on, to know
私は進み続ける、それを知るために

That love, it is
その愛、それは

Love is, it is, love is, it is
愛とは、それだ、愛とは、それだ

All now is all
今すべてがすべて

The sound is
その音は

So in love this way
このように愛に満ちて

Together, once more together
一緒に、もう一度一緒に

Although the future, seems so uncertain
未来がとても不確かに見えるとしても

Take heart my good friend,
勇気を持って、私の親しい友よ

Your time is waiting
あなたの時間が待っている

No thoughts of sadness
悲しみの考えはなく

All thoughts need someone, too.
すべての思いは誰かを必要とする

Of all the feelings
すべての感情の中で

There’s one that matters
大切なのはひとつ

The gift of loving
愛するという贈り物

The gift of love is calling you
愛の贈り物があなたを呼んでいる

O heart of mine be true, be true,
私の心よ、真実であれ、真実であれ

I know we’re ready, like ships a sailing
私たちは準備ができている、まるで航海する船のように

Let all nights be like this
すべての夜がこのようでありますように

Forever I could hold you-come to me
永遠にあなたを抱きしめられるように-私のもとへ来て

“Then we come to love.”
「そして、私たちは愛に至る」


この歌詞は、愛の永続性や希望、そして不確実な未来を
乗り越える強さを描いているように感じられる。
特に「愛するという贈り物」が繰り返し強調されており、
人間関係の中での愛の重要性を伝えている。

シンプルでストレートな表現で、どう解釈するのか
迷うところはない。

「愛するという贈り物」や「勇気を持って」という
フレーズからは、ジョンらしい優しさやポジティブな
メッセージが伝わってくる。
このシンプルさが逆に心に深く響くのかも知れない。

Let’s Pretend

 

これは、ヴァンゲリスとの共作の「Page Of Life」の
別バージョン「Another Page Of Life」というアルバムが
あったらしく、その中の1曲だ。

元のPage Of Life も優しい曲が並んでいたが、
この別アレンジのLet’s Pretendは、
完全にヒーリングミュージックだ。


Let us shine together,
ともに輝こう、

Let’s pretend that we are free,
自由であることを信じて行動しよう。

Let’s all be where the angels
天使たちが見つける場所へ行こう、

Find us, we all have the key
僕たちは皆、その鍵を持っているんだ。

Shall we seal the truth of life
人生の真実を刻もうか、

Shall we light the heavens
天を照らそうか。

We’re so good at finding pleasure
僕たちは喜びを見つけるのが得意だ、

As to what we are, and how we fit together
自分が何者か、どうやって共に生きるのかを。

Let us sing the song it is
この歌を歌おう、

Let the sound of all belief
信念の響きを響かせよう。

Let’s all find that space in life
人生の中のその場所を見つけよう、

To follow in between
その間を進むために。

It’s something that I feel
僕が感じる何か、

To pour upon my soul
魂に注がれるもの。

Countenance of love
愛の表情、

For one n’ all
すべての人へ。

To know there’s so many ways
道は無数にあると知るために、

The force of nature prevails
自然の力が支配する。

I lay down, I lay down and I pray
僕は横たわり、祈るんだ。

Let’s get our hearts together
心をひとつにしよう。

And as before, and like before
以前のように、そしてこれからも、

We’ll do again
また繰り返すんだ。

So let’s get it all together
だから、すべてをひとつにしよう、

Let us shine
輝こう、

Let’s pretend that we are free,
自由であることを信じて行動しよう。

With the silence of the sky
静寂の空とともに、

We’re ready for the day
僕たちは新しい日を迎える。

With the sun, that’s shining in your eyes
君の瞳に輝く太陽とともに、

And show the way
道を示そう。

I can’t deny
僕は否定できない、

I can’t repress the forces of the light
光の力を抑えられない。

For in that moment I reach out and feel the very might
その瞬間、僕は手を伸ばし、その偉大な力を感じるんだ。

Of your love.
君の愛の。


Q.
ここで、「Let’s pretend that we are free」は自由であるふりをしよう、
というのは、実際には自由ではないけれど、自由な「振りをする」
ということ?

A.
直訳すると「私たちは自由である振りをしよう」となる。
この表現にはいくつかの解釈が考えられる:

①現実には自由ではないが、自由であるかのように振る舞おう
→ 実際には何らかの制約(社会的なルール、精神的な束縛、物理的な制限など)が
あるけれど、それを忘れて自由を感じるようにしよう、という意味。

②自由であることを信じて行動しよう
→ たとえ状況が困難であっても、「自分たちは自由だ」と心から信じ、
自由な気持ちで生きよう、という前向きなメッセージとしても解釈できる。

③想像の世界で自由になろう
→ たとえば音楽や芸術の世界では、現実の制約を超えて
自由な発想ができるので、
「この瞬間だけは自由であると信じよう」
という意味合いかも知れない。

この曲のテーマが「団結」や「希望」に関するものだと考えると、
単なる「ふり」ではなく、「自由であるという気持ちを持とう」
「自由を感じることで、それを現実にしていこう」といった
ポジティブなメッセージが込められている可能性もある。

Q.
「To follow in between」は何と何の間?

A.
単体では具体的に「何と何の間」を指しているのかが明確ではない。
ただ、歌詞の流れを考えると、いくつかの解釈が考えらる。

①現実と理想の間
歌詞全体のテーマが「自由」「調和」「希望」などに関するものである
ことを考えると、「理想の世界」と「現実の世界」の間にある道を歩む
ことを意味している可能性がある。
私たちは完全に自由ではないけれど、自由を求める気持ちの中で
生きている。その「間(in between)」を進んでいこう、
というメッセージかも知れない。

②精神的な世界と物理的な世界の間
歌詞には「Let the sound of all belief(すべての信念の音を響かせよう)」
「Shall we light the heavens?(天を照らそう)」といった表現があるため、
精神的・霊的な世界と、現実世界の間にある「何か」を指している
可能性がある。
人間が持つスピリチュアルな側面と、現実の生活の間でバランスを
取りながら生きていくことを示唆しているのかも知れない。

③音楽の世界における調和の中間点
「Let us sing the song it is(歌おう)」「Countenance of love(愛の表情)」
など、音楽に関連する言葉が多いため、
「音楽の流れの中で、異なる音やリズムの間にあるものを見つけ、それに従う」
という意味かも知れない。
音楽的な「間(in between)」とは、メロディーとメロディーの間の空白、
リズムの揺らぎ、ハーモニーのバランスなどを指すこともある。

一見、シンプルな表現だが、深読みすると切りがないくらい、
いろいろな解釈ができてしまう。
果たしてジョン自身はどういうつもりで書いたのか、
あるいは、含みを持たせて書いたのか??