Fist of Fire

 

1989年リリースの”Anderson Bruford Wakeman Howe”の1曲。
当時は、このスピリチャルな意味合いは理解できていなかった。


Carry forth as a guardian to Kingdom Come
王国到来の時へ向かう守護者として進みゆけ

With your daggers of the spirit
精神の短剣を手にして

Let the dagger run
その短剣を解き放て

With the Fist of Fire
炎の拳を携えて

Be the master now
今こそ主となれ

As the darkness of ages past
過ぎ去りし時代の闇のように

 
Riches silver and gold
富、銀、そして黄金

In the liquid sea
流れる海の中で

Cast a net can you catch
網を投げ、捕らえられるか

So you can’t see me
そうすれば私を見失うだろう

 
As in death you can climb
死の中でさえも、登りゆける

Higher through the sky
空を越えてさらに高く

Show your wings
その翼を広げよ

Surely you can fly
必ず飛び立てる

 
Fly away past the guardian to Kingdom Come
守護者を越え、王国到来の時へ飛び立て

See the miracle of life
命の奇跡を見よ

Disappear it’s gone
そして消え去る、その瞬間

 
Go carry your silver ships of light
銀色の光の船を運べ

Go carry your silver ships of light
銀色の光の船を運べ

Go carry your silver ships of life
銀色の生命の船を運べ

Go carry your silver ships of life
銀色の生命の船を運べ

Go carry your silver ships of life
銀色の生命の船を運べ

 
Keep the fire in your hand
手の中の炎を絶やすな

It won’t let you drown
それはお前を沈ませない

As you fly with your wings
翼を広げて飛び立つとき

Won’t come falling down
落ちることはないだろう

 
See the flower of youth
青春の花を見よ

Disappear on high
高みに消えてゆく

As you gather your true wings
真の翼を手にし

About to fly
飛び立つその瞬間

 
To be ready (to be ready)
備えよ(備えよ)

To be strong (to be strong)
強くあれ(強くあれ)

Make it run (make it run)
それを駆け巡らせよ(駆け巡らせよ)

 
This righteous
この正義

This wrong
この過ち

This right
この正しさ

This love
この愛

 
This is how nature controls
これが自然が支配する法則

The way of all things
あらゆるものの道

This is how the angels sing
これが天使たちの歌声

(Not afraid)
(恐れない)

No, not afraid
そう、恐れない

Not afraid of this or that
これにもあれにも怯れない

(Not afraid)
(恐れない)

 
Carry forth as a guardian to Kingdom Come
王国到来の時へ向かう守護者として進みゆけ

With the ghost
精霊と共に

And the spirit
魂と共に

Let the fire run
炎を駆け巡らせよ

 
Thru the darkest age
最も暗き時代を越えて

We can surely fly
我らは必ず飛び立てる

Through the darkest age
最も暗き時代を越えて

With the Fist Of Fire
炎の拳を携えて

Through the darkest age
最も暗き時代を越えて

With the Fist of Fire
炎の拳を携えて

Through the darkest age
最も暗き時代を越えて

With the Fist of Fire
炎の拳を携えて


Q,
Kingdom Comeとは?

A.
直訳:「来たる王国」「王国到来」

象徴的意味
地上的な価値観から解放され、真理と調和の世界に到達すること。
キリスト教的には「神の国」「終末の時」。
この曲では、究極の到達点・精神的覚醒・悟りの象徴。

Q.
Fist of Fireとは?

A.
直訳:「炎の拳」

象徴的意味
強烈な意志、情熱、行動力の象徴。
精神的戦士が持つ「破壊と創造の力」。
火は「浄化」「試練」「魂の目覚め」を意味し、拳は「実行」「力」、
合わせて信念を持って闇を突破する力

Q.
Silver Ships of Light / Silver Ships of Lifeのシルバーとは?

A.
直訳:「銀色の光の船/銀色の生命の船」

象徴的意味
銀色は「月」「直感」「霊性」の象徴。
光は真理、生命は魂の旅を意味する。
船は「渡る手段」「移行の器」であり、魂が次の世界へ渡るための導き手や媒介を示す。
神話的には冥界や別世界への渡し船のイメージに近い。

Q.
Flower of Youthとは?

A.
直訳:「青春の花」

象徴的意味
若さの象徴である一方、儚さを持つ存在。
曲中では「高みに消えていく」とあるため、
成長の過程で失われる純粋さや時間の経過を示す。
それを失う代わりに「真の翼」を得る=成熟と覚醒。

Q.
Darkness of Ages Past / Darkest Ageとは?

A.
直訳:「過ぎ去った時代の闇」「最も暗い時代」

象徴的意味
人類や個人の歴史における無知、苦難、恐怖の時代。
精神的停滞や試練の象徴。
「Fist of Fire」で突破すべきものとして描かれる。

Q.
曲全体のメッセージは?

A.
主人公=精神の戦士が「守護者(試練)」を越え、「炎の拳(情熱・信念)」を携え、
「銀色の船(魂の旅の媒介)」で「王国到来(覚醒の境地)」へ向かう、
というスピリチュアルな旅路が描かれている。

Brother of Mine

 

1989年リリースの”Anderson Bruford Wakeman Howe”(閃光)の中の1曲。
懐かしくなってしまうが、自分の結婚式のオープニングに
使おうと思ったが、かみさんの同意が得られず実現しなかった(笑)
こうして、新しい動画と組み合わさると、全然古さを感じない。


So giving all the love you have
持っているすべての愛を捧げてごらん

Never be afraid to show your heart
心を見せるのを恐れないで

So giving all the love you have
持っているすべての愛を捧げて

There is a special reason
それには特別な理由があるんだ

A special reason…
特別な理由が…

 
In the big dream
大いなる夢の中で

We are heroes
僕たちは英雄なんだ

We are dreamers
夢見る者たちなんだ

Of the big dream
その大いなる夢の

Someone told me
誰かが教えてくれた

There are brothers
兄弟たちがいると

Live forever
永遠に生きていると

In the big sky
大いなる空の中で

 
Just hear your voice
ただあなたの声を聞いて

Sing all the songs of the earth
地球のすべての歌を歌って

Nothing can come between us
僕たちの間に入るものは何もない

You’re a brother of mine
君は僕の兄弟なんだ

Sing out your sisters
姉妹たちの声も歌って

All the dreams of the world
世界中の夢を

Nothing can come between us
僕たちの間には何も割って入れない

We are the travellers of time
僕たちは時の旅人

 
See the desert
砂漠を見てごらん

We have walked the path
僕たちは歩いてきたんだ

Of all the known religions
あらゆる知られた宗教の道を

In the big dream
大いなる夢の中で

We are brothers, we are sisters
僕たちは兄弟であり、姉妹なんだ

Of the big dream
その大いなる夢の

 
Just hear your voice
ただあなたの声を聞いて

Sing all the songs of the earth
地球のすべての歌を歌って

Nothing can come between us
僕たちの間に入るものは何もない

You’re a brother of mine
君は僕の兄弟なんだ

Sing out your sisters
姉妹たちの声を解き放って

All the dreams of the world
世界中の夢を

Nothing can come between us
僕たちの間に何も割って入れない

 
Took me by surprise
突然のことだった

It opened up my eyes
それは僕の目を開かせた

I can’t believe we’re ready to
僕たちが準備できてるなんて信じられない

Run another
次の旅へ走り出す

Run another
またひとつ

Run another
またもうひとつ

Fourth Dimension Dream
第四次元の夢へと

All the way it seems
どうやらその道すじはすべて

I can’t believe we’re running to
僕たちがそこへ向かっているなんて信じられない

See the world for what it really is
世界の本当の姿を見るために

In the full moon
満月のもとで

 
Took me by surprise
それは突然やってきた

It opened up my eyes
僕の目を開いてくれた

I can’t believe we’re ready to
僕たちが準備できているなんて信じられない

Run another
また新しい旅へと

Run another
また次の旅へと

Run another
そしてまた…

Fourth Dimension Dream
第四次元の夢へと

Always the way it seems
いつもそうであるかのように

 
Just hear the voice
ただその声を聞いて

In all the songs of the earth
地球のすべての歌の中にある声を

Nothing can come between us
僕たちの間に入るものはない

You’re a brother of mine
君は僕の兄弟なんだ

We hold our hands together
僕たちは手を取り合って

Be the sunshine
太陽のようになろう

Nothing can come between us
僕たちの間に入り込めるものは何もない

You’re a sister of time
君は「時」の姉妹なんだ

Just hear the voice
ただその声を聞いて

Sing all the songs of the earth
地球のすべての歌を歌って

Nothing can come between us
僕たちの間に入れるものは何もない

Nothing can come between us
本当に何も

Nothing can come between us
僕たちの間には何も

 
So give it all the love you have
だから、持っているすべての愛を捧げて

Never be afraid to show your heart
心を見せるのを恐れないで

So giving all the love you have
持っているすべての愛を注いで

There is a special reason to come true
それが実現する特別な理由がある

So giving all the love you have
だから持てる愛をすべて注いで

Never be afraid to show your heart
心を見せることを恐れないで

So giving all the love you have
持っている愛をぜんぶ捧げて

There is a special reason
特別な理由がそこにある

There is a special reason this time
今回は、特別な理由があるんだ

 
Long lost brother of mine
長く失われていた僕の兄弟よ

Seeing my life for the first time
僕の人生を初めて見るかのように

Long lost brother of mine
失われた僕の兄弟よ

Living my life in the big dream
大いなる夢の中で、僕の人生を生きている

Long lost brother of mine
失われた兄弟よ

Walking away from illusion
幻想から歩き去る

Long lost brother of mine
長く失われていた僕の兄弟よ

Seeing my life for the first time
僕の人生を初めて見る

 
Long lost brother of mine
失われていた僕の兄弟よ

Seeing me fly like an eagle
鷲のように飛ぶ僕を見る

Long lost brother of mine
失われた僕の兄弟よ

Watching me walk in the full moon
満月のもとを歩く僕を見つめている

Long lost brother of mine
長い間失われていた兄弟よ

Seeing my life for the first time
僕の人生を初めて見ている

Long lost brother of mine
失われた兄弟よ

Walking this dream everlasting
この永遠の夢を歩いている

 
So it’s there
だからそれは、そこにある

Putting one into one special reason
1つを1つに繋ぐ、特別な理由のために

So it’s there
だから、それは確かにそこにある

Putting one into one
1つをもう1つに合わせて

One another. Sure can. Sure can
お互いに。できるさ。きっとできる

 
This is a further dimension
これはさらなる次元なんだ

Coming at us for the very first time
それが僕たちに初めて訪れている

It’s the second attention
それは「第二の注意」なんだ

Realising it all of the time
いつもそれを感じ取っている

Re-defining this long lost passion
長く失われていた情熱を再定義している

For the living we’re in
僕たちが生きているこの人生のために

This will be the first of many
これは数多くの始まりの最初のひとつ

I be telling you
君に伝えているんだ

 
Long lost brother of mine
失われた僕の兄弟よ

Walking the dream evolution
夢の進化を共に歩んでいる

Long lost brother of mine
長く失われていた兄弟よ

Singing the sisters of freedom
自由の姉妹たちを歌っている

Long lost brother of mine
失われた兄弟よ

Seeing the fathers of wisdom
英知の父たちを見ている

Long lost brother of mine
長く失われていた兄弟よ

Seeing my life for the first time
僕の人生を初めて見ている

 
So it’s there, but to want it to one special reason
そこにある、それを求めるのは特別な理由のため

Yes it’s there, but to want it to want one another
そう、それはある、でもそれを求めるのは互いのため

So it’s there, but to want it to one special reason
そこにある、それを求めるのは特別な理由のため

Yes it’s there, you can see what you want to see
そう、それはある、見たいものを見ることができる

Long lost brother of mine
長く失われていた僕の兄弟よ


Q.
どんな世界観の曲?

A.
ジョンがよく扱う「大いなる夢(The Big Dream)」
「時空を超えた兄弟姉妹愛」「魂の進化」というテーマを
軸に展開されている。

①「Fourth Dimension Dream(第四次元の夢)」や
「Second Attention(第二の注意)」といった表現は、
カルロス・カスタネダや神秘主義的知識を思わせる。

②「illusion(幻想)から離れ」「see my life for the first time
(初めて自分の人生を見る)」という歌詞は、
目覚めや自己覚醒の瞬間を描いている。

Q.
「All the love you have」とはどんな愛?

A.
愛を惜しみなく与えること、恐れを超えて魂を開くこと
を意味している。また、
「Never be afraid to show your heart(心を見せるのを恐れないで)」
という繰り返しは、ハートチャクラの開放魂の共有を象徴している。

Q.
「Big Dream」とはどんな夢?

A.
宇宙的なヴィジョンや集合的無意識にある真理
「我々はその夢の中のヒーロー/夢見る者(heroes / dreamers)」
という部分と響き合っている。

Q.
「Long lost brother of mine」:失われた兄弟とは?

A.
ソウルファミリーを指していると思われる。
「生まれて初めて自分の人生を見る」「幻想から離れて歩いている」
などのフレーズは、霊的な再会と統合の瞬間を描写している。

Q.
「Full moon」「sunshine」は何の象徴?

A.
月や太陽は、直感・感受性(陰)意識・照らす力(陽)
のバランスを象徴。

「Seeing me fly like an eagle(鷲のように飛ぶ)」は、
魂の解放と高次の視点への移行を意味すると思われる。

※その他のキーワード

Fourth Dimension Dreamアストラル界/時空を超えた夢・ヴィジョン
Second Attentionカスタネダの「意識の変容」概念
Long lost brother/sisterソウルファミリー・転生
Walking away from illusionマーヤ(幻想)からの解放
Nothing can come between us分離は幻想であり、魂はつながっている

Q.
曲全体のメッセージは?

A.
私たちは夢見る者であり、魂の旅人。失われた兄弟姉妹と
再び出会い、愛と調和のもとに幻想から目覚めていく。
恐れず心を開き、愛を与えることで、真の自己と世界の姿を
見ることができる。

And You And I (同志)

 

プログレの金字塔「危機 (Close To The Edge)」の1曲。
1972年リリースと、50年以上もたつとは。。。
中学生のときに初めて聞いたが、あのグリーンのジャケット、
レコード両面でたったの3曲というのは衝撃だった。


[Ⅰ Cord Of Life] 命の絆

A man conceived a moment’s answers to the dream
ある男が、夢に対する一瞬の答えを思いついた

Staying the flowers daily, sensing all the themes
日々花を育てながら、すべてのテーマを感じ取っていた

As a foundation left to create the spiral aim
残された基盤は、螺旋の目的を生み出すためのもの

A movement regained and regarded both the same
再び得られた動きは、同じものとして見なされた

All complete in the sight of seeds of life with you
すべてはあなたとともに「生命の種」の視点で完結する

 
Changed only for a sight the sound, the space agreed
変わったのは視覚だけ、音と空間は調和していた

Between the picture of time behind the face of need
「必要」という顔の奥にある、時間の絵の間で

Coming quickly to terms of all expression laid
すべての表現をすばやく理解しようとして

Emotion revealed as the ocean maid
感情は「海の乙女」としてあらわになる

All complete in the sight of seeds of life with you
すべてはあなたとともに「生命の種」の視点で完結する

 
Oh, coins and crosses never know their fruitless worth
ああ、コインや十字架は、自らの空しい価値を知らない

Cords are broken locked inside the mother earth
地球の奥深くに閉じ込められ、絆は断ち切られた

They won’t hide, they won’t tell you
それらは隠れず、何も語りかけてはこない

Watching the world, watching all of the world
ただ世界を見つめている、すべての世界を見つめている

Watching us go by
私たちが通り過ぎるのを見つめている

 
And you and I climb over the sea to the valley
そして君と僕は、海を越えて谷へと登ってゆく

And you and I reached out for reasons to call
そして君と僕は、呼びかける理由を探し求めた

 
[Ⅱ Eclipse] 日蝕
Coming quickly to terms of all expression laid
すべての表現にすばやく折り合いをつけようとして

Emotion revealed as the ocean maid
感情は「海の乙女」として現れる

As a movement regained and regarded both the same
再び得られた動きは、同じものとして見なされた

All complete in the side of seeds of life with you
すべてはあなたとともに「生命の種」の側にて完結する

 
[Ⅲ The Preacher, The Teacher] 説教者と教師
Sad preacher nailed upon the colored door of time
色とりどりの時の扉に釘づけにされた、悲しき説教師

Insane teacher be there reminded of the rhyme
狂った教師は、その韻を思い出すためにそこにいる

There’ll be no mutant enemy we shall certify
もはや変異した敵などいないことを、私たちは確認するだろう

Political ends, as sad remains, will die
政治的な結末は、悲しき残滓として死ぬ

Reach out as forward tastes begin to enter you
新たな味わいが君の中に入ってくるのに合わせて、手を差し伸べて

 
I listened hard but could not see
一生懸命耳を傾けたが、見ることはできなかった

Life tempo change out and inside me
人生のテンポが、内と外で変化していく

The preacher trained in all to lose his name
すべてを教え込まれた説教師は、自らの名を失う

The teacher travels, asking to be shown the same
教師は旅をしながら、同じものを見せてくれと求めている

In the end, we’ll agree, we’ll accept, we’ll immortalize
最終的に、私たちは同意し、受け入れ、不朽のものとするだろう

That the truth of the man maturing in his eyes
その人の目に成熟する「真実」というものを

All complete in the sight of seeds of life with you
すべてはあなたとともに「生命の種」の視点で完結する

 
Coming quickly to terms of all expression laid
すべての表現にすばやく折り合いをつけようとして

As a moment regained and regarded both the same
再び得られたその瞬間は、同じものとして見なされる

Emotion revealed as the ocean maid
感情は「海の乙女」として現れる

A clearer future, morning, evening, nights with you
より明確な未来、朝も、夕べも、夜も君とともに

 
[Ⅳ Apocalypse]啓示
And you and I climb, crossing the shapes of the morning
そして君と僕は登る、朝のかたちを越えて

And you and I reach over the sun for the river
そして君と僕は太陽を越えて川に手を伸ばす

And you and I climb, clearer, towards the movement
そして君と僕はより澄んだ心で、運動の方へと登っていく

And you and I called over valleys of endless seas
そして君と僕は呼びかける、果てしない海の谷を越えて


Q.
「You And I」の前に”And”が付く意味合いは?

A.
“And”で始まることで、この曲はすでに続いている何かの一部
であるような印象を与える。
宇宙的なストーリーや魂の旅の「ある場面」からリスナーを
引き込むような効果もあるかも知れない。
聖書など古典文学、例えば創世記の多くの節も”And”で始まる。

Q.
“picture of time”とはどういう意味?

A.
「時間の絵」とは、時間という抽象的なものを視覚的・象徴的に
捉えたイメージか。過去・現在・未来が一枚の絵のように同時に存在する
という感覚ともとれる。

前後の詩も合わせて詩的に意訳すると、
欠乏の奥に映る
時の幻影の狭間で
音と空間は見つめ合い、ひとつに重なる

Q.
第2章の章題「日蝕」と歌詞の関連は?

A.
・日蝕で外の太陽が隠れることで、内なる感情の光が現れる。
・日蝕=太陽と月が重なる=You君とI僕の重なり、一体化
 =光と闇、男性性と女性性、意識と無意識がぴたりと重なる瞬間
 =“あなたと私”の融合”

Q.
Preacher(説教者)とTeacher(教師)はここではどんな存在?

A.
Preacher(説教者)は、古い信念体系や宗教的権威の象徴でもあり
時間の流れの中で苦しんでいる魂の象徴。

Teacher(教師)は、教えるために学び続ける存在で、
進化や変容を模索する精神の象徴。

「説く者」と「教わりながら教える者」という2つの姿を描くことで、
この楽章は我々の自己変容のドラマを浮かび上がらせている。

Q.
第4章は、意味がよく分からないが?

A.
・朝のかたちを越えて
 朝=「目覚め」や「新たな始まり」の象徴
 より高次の気づきへと進んでいること

太陽を越えて川へ
 太陽=生命の源・意識の中心
 川=時間や魂の流れ、深層意識

・運動の方へ登っていく
 運動=スピリチュアルな進化のダイナミズム

・果てしない海の谷を越える
 果てしない海=無限の可能性、宇宙、集合意識
 谷を越える=個としての孤立を超え、全体と一体になる道
 分離を超えて、すべてと一つになる帰還の旅を暗示

Q.
曲全体のメッセージは?

A.
あなたと私の間にある深遠なつながりを通して、
宇宙的な目覚めへと至る魂の旅

愛とつながりは、時間や死を超えて続いていく。
人と人との関係は、魂の目覚めと進化を導く装置である。
人生の旅路は、葛藤と気づきを経て、やがて真実に至る黙示の旅である。

 
強いて言えば、ラブソングらしいが、難解だ・・・
ジョンならではの「宇宙的ラブレター」とでもいうか。

Days

 

アルバム『Song Of Seven』より
この上なく優しい曲。


This song of evening’s light
夕暮れの光の歌が

Would charge my memory to flight
私の記憶に翼を与えて飛び立たせる

The trees that listen
耳を傾ける木々たち

Swift wings do carry on through constant
絶え間ない風に乗ってすばやい翼が舞う

Gardens they offer delight
喜びを与えてくれる庭園

It is the evening
今は夕暮れ

 
In deepest woods and fern
深い森とシダの中

Young deer step light through morning’s mist
若い鹿が朝靄の中を軽やかに歩く

Ascend the swallows
燕たちが空へ舞い上がる

First light streams through the treetops
最初の光が梢をすり抜け

Bouncing as the flowers illuminate
花々が輝きを放つように反射する

The breath of morning
それは朝の息吹

 
This song of ages past
過ぎ去った時代の歌

I lay in peace midst grass so green
緑濃き草の中、私は安らぎに横たわる

To reach to skyward
空へと手を伸ばし

Where larks do sing such high delights
ヒバリが天上の喜びを歌う場所へ

Do pour into my senses
その歌が私の感覚に流れ込む

The days are blessings
日々は祝福

The days are blessings
日々は祝福

The days are blessings
日々は祝福


Q.
全体としてどんな内容?

A.
この詩は、「夕暮れ・朝・過去・自然」という時間軸を通じて、
命の循環と魂の静けさを詩的に描いています。

Change We Must

 

何語か分からない呪文のような言葉から始まり、
とにかく、人類は変わらねばならない・・・
何とも不思議な曲。


Oona-a-aya, tamara ooha, shana too aya, lay mi
ウーナ・ア・エイヤ、タマラ・ウーハ、シャナ・トゥー・エイヤ、レイ・マイ

Coming through vision
ビジョンを通してやって来る

Coming through wisdom
叡智を通してやって来る

Coming together is love
一つに集まること、それが愛

Giving me daytime
昼の光を僕に与え

Giving this nighttime
夜の静けさを与え

Bringing within me, this love
この愛を僕の内側に運んでくれる

Oona-a-aya, tamara ooha, shana too aya, lay mi
ウーナ・ア・エイヤ、タマラ・ウーハ、シャナ・トゥー・エイヤ、レイ・マイ

(Oona-a-aya)
(ウーナ・ア・エイヤ)

I’m talking to the sea
僕は海と語り合う

(Tamara ooha)
(タマラ・ウーハ)

I’m singing to the stars
僕は星々に歌いかける

(Shana too aya)
(シャナ・トゥー・エイヤ)

Change we must
僕たちは変わらなければならない

(Lay mi)
(レイ・マイ)

To live again
もう一度生きるために

(Oona-a-aya)
(ウーナ・ア・エイヤ)

Coming to the earth to the moon
地球へ、月へと向かっていく

(Tamara ooha)
(タマラ・ウーハ)

I’m singing on the sky to the earth
空から地球へ歌いかけている

(Shana too aya)
(シャナ・トゥー・エイヤ)

Change we must, change we must
変わらなければ、変わらなければ

(Lay mi)
(レイ・マイ)

Live again
再び生きるために

Oona-a-aya, tamara ooha, shana too aya, lay mi
ウーナ・ア・エイヤ、タマラ・ウーハ、シャナ・トゥー・エイヤ、レイ・マイ

(Oona-a-aya)
(ウーナ・ア・エイヤ)

We will witness this song, we will sing
僕たちはこの歌を見届け、歌うだろう

(Tamara ooha)
(タマラ・ウーハ)

We belong to the world
僕たちはこの世界の一部

(Shana too aya)
(シャナ・トゥー・エイヤ)

Our Mother so Divine
僕たちの母なる存在、とても神聖な存在

(Lay mi)
(レイ・マイ)

We live again
僕たちは再び生きる

(Oona-a-aya)
(ウーナ・ア・エイヤ)

This is here, this is now giving time
これは「ここ」であり、「今」、与えられた時間

(Tamara ooha)
(タマラ・ウーハ)

This is love that surrounds
これこそが、僕たちを包む愛

(Shana too aya)
(シャナ・トゥー・エイヤ)

Change we must
変わらなければならない

(Lay mi)
(レイ・マイ)

To live again
もう一度生きるために


Q.
「Oona-a-aya, tamara ooha, shana too aya, lay mi」って何?

A.
これはジョン語というか宇宙語というかマントラというか、
「魂の祈りの音」「言葉にならない感情や波動」
魂そのものが宇宙に語りかける波動」のようなもの。

Q.
Coming through vision / wisdom / love は何かの順番?

A.
Vision(ビジョン)=「未来への直感的な気づき」
Wisdom(叡智)=「人類が内側から思い出す宇宙的真理」
Love(愛)=「すべての源であるエネルギー」
この3つの「通り道」を通って、
私たちは新しい自分、真の自分に出会っていく。

Q.
海や星、地球や月、空へ歌うとは?

A.
ジョンの自然賛歌、宇宙との対話

  • → 「感情、集合的無意識」
  • → 「魂のルーツ、高次元の存在たち」
  • 地球 → 「今ここ、生きる場所」
  • → 「内なるリズム、感情のサイクル」
  • → 「無限の可能性、自由な精神」

「自然界すべてと共鳴しながら生きよ」というメッセージ。

Q.
Change we must / To live again は何を訴えている?

A.
この曲のコアメッセージ。

  • 私たちは変わらなければならない。
  • 古い価値観、エゴ、恐怖、破壊的な生き方を手放さなければならない。
  • その先に「本当の再生」「新しい次元での生き方」が待っている。

これってまさにスピリチュアルなアセンションテーマそのもの。

Q.
Mother so Divine とは?

A.
地球そのもの、または女性性への賛歌。
ジョンはよく「Divine Mother(神聖なる母)」という概念を使う。
ここでは地球そのもの、または
宇宙の母なるエネルギーを指している。

独特の音(マントラ)と曲調で、
深く染み込むような曲ですね。
Change we must / To live again !

Beside

 

Jon & Vangelsiによる1981年リリースの
「The Friends Of Mr Cairo」の1曲。
これも、優しいことこの上ない、
落ち込んだときにも元気づけてくれる曲。


I have seen the compass turning
私は、回り続けるコンパスを見てきた

Round & round my heart
私の心のまわりを、ぐるぐると回っていた

The senses are yearning
感覚が、渇望している

For a possible change of heart
心が変わる可能性を求めて

That is coming to you / Coming to you.
それは君のもとへ向かっている、君のもとへ

 
You stand upright, you are different
君はまっすぐに立っている、君は他とは違う

Why the spinal shock the fusion the evil
なぜ脊椎に衝撃が? 融合が? 邪悪が?

Spill it out on the floor of belief
そのすべてを、「信仰の床」にこぼしてしまえ

Come and mend this design / Come and mend this design
来てくれ、そしてこの設計を修復してほしい
来てくれ、この設計を直してくれ

With every right we do.
私たちが行う、あらゆる正しいことと共に

 
I have seen the sun, this sounds crazy
私は太陽を見た、これは狂って聞こえるかもしれない

The story about a boy in the rain
雨の中に立つ少年の物語

He was standing waiting for for the light
彼は光を待ち、じっと立っていた

As though he did have a reason to know
まるで、知る理由を持っているかのように

Did he really know?
彼は本当に分かっていたのだろうか?

 
His eyes were open they expected someone
彼の目は見開かれ、誰かを待っていた

In his heart he felt the compass was turned on
彼の心の中で、コンパスが作動し始めたのを感じていた

 
I will echo, ho for reasons that change me
私はこだまする、「変化の理由」を求めて叫ぶ

Every thought, though it takes so long,
すべての思考は——たとえ時間がかかっても

Is master with every plan
あらゆる計画の「主人」なのだ

 
It would seem there is no end
終わりがないようにも思える

To the bad or goodness in man
人の中の悪にも、善にも

So my friend it seems the weariest night
だから友よ、最も疲れた夜も

Just leads to a heavenly dawn
やがて天のような夜明けに続くのだろう

Should we see so much / In every time we sigh.
私たちは見るべきなのだろうか?
私たちがため息をつくたびに

 
Even this we could call music
このことさえも「音楽」と呼べるかもしれない

As that would match my body connection
それが私の身体のつながりと合致するのなら

Let me take your hand, I will be beside you beside
手を取らせてくれ、私は君のそばにいる

 
He took so much a lot of my mind
彼は私の思考の多くを奪っていった

I can’t help believe all though is sublime
それでも私は、すべてが崇高だと信じずにはいられない

Is this fate
これは運命なのだろうか

I see it again & again
それを私は何度も何度も見る

 
Yes, I am taught to love above every reason
そうだ、私は理由を超えて愛することを教えられてきた

Every one every season
誰であれ、どんな季節でも

The compass will turn / And turn again
コンパスは回り続ける、そしてまた回り続ける

turn again / And turn again
再び回る、そしてまた……


Q.
floor of belief(信仰の床)とは何?

A.
部屋の床ではなく、魂の土台となる信仰・信念の核。
そこに傷や矛盾をさらけ出すことで、
癒しや再構築の可能性が生まれる
という、深くスピリチュアルな象徴だと考えられる。

Q.
I、you、heと出てくるが、どんな関係?

A.
次ののような 「魂の目覚め」の旅 として解釈できるかも。
「あなた(you)」=目覚めた存在が、語り手を導く(理想や啓示)
「彼(he)」=幼い自分が、雨の中で光を求めている(まだ見えていない段階)
「私(I)」=現在の自分が、それを物語として見ている(成長し始めた段階)

Q,
曲名のBesideと歌詞の内容との関係は?

A.
I will be beside you beside(私はあなたのそばにいる)と
歌っているが、物理的な距離ではなく、魂の共鳴・共存を示している。
I am taught to love above every reason(理由を超えて愛する)で
存在の奥深いところでつながることを示している。
The compass will turn And turn again(コンパスは回り続ける)で
過去・現在・未来の自己が、時間を超えてつながっていることも
示している。

「存在の深いレベルで一緒にあること」、
「心が寄り添い合うこと」、
そして「魂の旅における伴走者」を象徴している。

Awaken (悟りの境地)

 

1977年リリースのアルバム「Going for the One」の中の1曲。
15分余りの大作で、アルバム名も曲名もまさに悟りの世界。
上の動画は2013年にTodmobileと共演したライブ版。
オリジナルとは、またちょっと違う味わいがある。


[Verse 1]
High vibration go on
高次の波動よ、進み続けよ

To the sun
太陽のもとへ

Oh, let my heart dreaming
ああ、私の心を夢見させてくれ

Past a mortal as me
私のような死すべき者を超えて

Where can I be?
私はどこにいられるのだろう?

[Verse 2]
Wish the sun to stand still
太陽が止まってくれたらと願う

Reaching out to touch our all being
私たちすべての存在に触れようと手を伸ばす

Past all mortal as we
我々のような死すべきものの向こう側へ

Here we can be
ここに、私たちは存在できる

(He can be here)
(彼もここに存在できる)

(Be here now)
(いまここに在れ)

Here we can be
ここに、私たちは在れる

[Chorus]
Sun’s high, streams through
太陽が高く昇り、光が差し込む

Awaken gentle mass touch
やさしき集合のふれあいが目覚める

(Gentle mass touch)
(穏やかな集合のふれあい)

※繰り返し省略

Strong dreams reign here
力強い夢がここに君臨する

Touching, touching, touching
触れ合い、触れ合い、触れ合って

[Verse 3]
Workings of man
人間の営みが

Set to ply out historical life
歴史の生を織り出そうとしている

Re-regaining the flower of the fruit of his tree
彼の樹の果実の花を、再び取り戻すために

All awakening
すべてが目覚めていく

All restoring you
すべてがあなたを回復させる

[Verse 4]
Workings of man
人間の営みが

Crying out from the fire set aflame
燃え上がる炎の中から叫んでいる

By his blindness to see
彼の見えないまなざしによって

That the warmth of his being
彼の存在のぬくもりが

Is promised for his seeing
見えることへの約束であることを

His reaching so clearly
彼が明瞭に手を伸ばせるように

[Verse 5]
Workings of man
人間の営みが

Driven far from the path
本来の道から遠く離されて

Re-released in inhibitions
抑圧の中に再び解き放たれて

So that all is left for you
あなたのためにすべてが残されるように

All is left for you now
今、すべてはあなたのもとにある

[Verse 6]
Master of images
イメージの主よ

Songs cast a light on you
歌があなたに光を投げかける

Hark through dark ties
暗き絆を越えて耳を傾けよ

That tunnel us out of sane existence
理性ある存在から我々を抜け出させるトンネルへ

In challenge as direct
まっすぐな挑戦として

As eyes see young stars assemble
目が若き星々の集いを見るように

[Verse 7]
Master of light
光の主よ

All pure chance
すべては純粋な偶然

As exists cross divided
分断を越えて存在するもの

In all encircling mode
すべてを包み込むあり方の中に

Oh, closely guided plan
ああ、密かに導かれた計画

Awaken in our heart
我らの心のうちに目覚めよ

[Verse 8]
Master of soul
魂の主よ

Set to touch
触れようとしている

All impenetrable youth
すべての貫けぬ若さへ

Ask away
問いかけよ

That thought be contact
思考が接触であるように

With all that’s clear
明らかなるすべてとともに

Be honest with yourself
自分自身に正直であれ

There’s no doubt
疑いはない

No doubt
まったくない

[Verse 9]
Master of time
時の主よ

Setting sail
帆を上げて

Over all of our lands
我らすべての地を越えて行け

And as we look
そして、私たちが見つめるとき

Forever closer
永遠に近づいていく

Shall we now bid
今こそ告げよう

Farewell, farewell
さようなら、さようならと

[Bridge / Refrain]
High vibration go on
高き波動よ、進みゆけ

To the sun, oh let my heart dreaming
太陽へ、ああ、私の心を夢見させて

Past a mortal as me
死すべき存在である私を超えて

Where can I be
私はどこにいられるのか

Wish the sun to stand still
太陽が止まってくれるよう願い

Reaching out to touch our own being
自らの存在へと手を伸ばして触れよう

Past all mortal as we
我々すべての死すべき者を超えて

Here we can be
ここに、私たちは在れる

[Outro]
Like the time I ran away
あの時のように、私は逃げ出した

Turned around and you were standing close to me
振り返ると、あなたがすぐそばに立っていた

Like the time I ran away
あの時のように、私は逃げ出した

Turned around and you were standing close to me
振り返ると、あなたがすぐそばに立っていた


Jonはインタビューでたびたび次のように語っていたそうだ。
“I don’t write lyrics to explain something.
I write lyrics to open something inside of me and maybe the listener.”
(僕は何かを説明するために歌詞を書くんじゃない。内なる扉を開くために、
 そしてそれが聴く人にもつながるように、書いているんだ。)

ん~、いやぁ、そうですかぁ(笑)

結果として、悟り・自己超越・霊的成長をテーマにした
組曲形式の作品となり、ジョンのスピリチュアルな世界観が
非常に色濃く反映されている。

Q.
“Wise men follow me” 賢者は自分についてくる、
なんて、このmeとは何者?

A.
単に「私」ではなく、拡大された自己、目覚めた意識としての〈私〉
を示していると考えられる。
Awaken gentle mass touching
やさしき群れが触れ合い、目覚めてゆく
Eternal summer shall not fade
永遠の夏は、色あせることがないだろう
Wise men follow me
賢者たちは私に従う
And so to pass / On to tell, love, forgive…
そして過ぎ去り、伝え、愛し、許し……

こうしたフレーズから考えると、次のような感じか。

●霊的自己:覚醒を経て高次の意識に到達した「本来の自分」
●内なる光:愛、許し、真理を体現する、精神的リーダー/導き手としての自己
●神性を帯びた存在:個人を超えた宇宙的存在の一部(ワンネス)、あるいは「内なる神」
●教師的存在:他者に道を示す人、またはその役割に目覚めた者

で、Wise men follow me” の意味合いは、
「賢者たちは、私(目覚めた魂)に従う」

Q.
Past a mortal as me(私のような死すべき者を超えて)
のmortalとは、何を象徴している?

A.
死を免れない存在、要は「人間」と同義らしい。
「肉体 vs 精神」「有限 vs 無限」のような対比から
awakenした人としていない人を対比して、
死ぬだけで悟っていない人間を指すようだ。

Q.
なぜ、Wish the sun to stand stillと太陽が止まることを願うのか?

A.
いくつかの解釈が考えられる。
①「永遠の瞬間」への願い
 仏教における「刹那の中に永遠を見る」ような感覚で、
 あるいは、キリスト教神秘主義における「神との合一の瞬間」に
 時間が消える体験から
 「悟りの瞬間にいる自分を保ちたい」という願望

②聖書の逸話との関連
 旧約聖書「ヨシュア記 10章」
 「ヨシュアが祈ると、太陽が止まり、イスラエル軍が敵に勝利するまで日が暮れなかった。」
 「神の奇跡によって太陽が止まる」というエピソードに重ねて、
 スピリチュアルな勝利や完成を願うイメージ

Q.
Like the time I ran away Turned around and you were standing close to me
において、自分は逃げ出したが、振り返ると君はそばに立っていた
とは、どういう状況?

A.
どんなに逃げても、君(愛、真実、神、自己)は常にそばにいた
気づいたとき、救いがそこにあった
自分の迷いや無知(ran away)を経て、真理に立ち返る(turned around)と、
最初からずっとそこにいた“本当の存在”に出会うという
悟りの描写のようだ。

Q.
どういう背景から、このような曲が生まれたのか?

A.
神秘主義・東洋思想・ニューエイジ哲学などを融合させている。
ジョンにとって宗教とは「形ではなく体験と気づき」。
●Awaken ~ 仏教の「悟り」、神智学の「魂の目覚め」
●High vibration ~ 神智学のエネルギー進化論
●Bless the baby born today ~ キリスト教の祝福と誕生
●Forgive, believe it ~ キリストの許しの教え
●To the sun ~ 神智学における魂の源=霊的太陽

 

※オリジナルのイエスによるAwakenは、こんな感じ

Close To The Edge (危機)

 

自分でも信じられないが、
この曲は、リリースは1972年なのでなんと50年以上も前。
プログレッシブ・ロックの金字塔と言われる超々名盤。

アルバムジャケットは、ロジャー・ディーンによる独特なデザインで、
これもイエスの象徴となっている。

当時はまだCDではなくレコードで、
両面で3曲しか含まれていなかった。
クラシックでもないのに・・・約20+10+10分

“Close To The Edge”は18分強と長尺で、
次の4章から成る組曲のようになっている。
そんなロックがあるものか、と当時は驚いた。

1.着実な変革 The Solid Time of Change
2.全体保持  Total Mass Retain
3.盛衰   I Get Up I Get Down
4.人の四季 Seasons of Man

ロックと交響曲と何か(?)が融合したような荘厳な曲。
ヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』に
インスパイアされた、精神的な旅の物語だ。


A seasoned witch could call you
熟練した魔女があなたを呼び寄せるかもしれない

From the depths of your disgrace
あなたの恥の深みから

And rearrange your liver
そして、あなたの本質を組み替えて

To the solid mental grace
堅固な精神の優雅さへと変える

And achieve it all with music
音楽の力ですべてを成し遂げ

That came quickly from afar
遠くから素早く届いた音楽で

Then taste the fruit of man
そして、人間の果実を味わい

Recorded losing all against the hour
時の流れに抗う中での喪失を記録する

And assessing points to nowhere
何の目的地もない点を評価しながら

Leading every single one
それがすべてを導く

A dewdrop can exalt us
露の滴が私たちを高揚させ

Like the music of the sun
太陽の音楽のように

And take away the plain
そして平凡を取り去り

In which we move and choose the course you’re running
私たちが動き、進む道を選ぶ場を奪い去る

Down at the edge, round by the corner
端のほとりで、角を回るあたりで

Not right away, not right away
すぐにはではなく、すぐには

Close to the edge, down by a river
淵に近く、川のほとりで

Not right away, not right away
すぐにはではなく、すぐには

Crossed the line around the changes of the summer
夏の変化の中でその境界を越え

Reaching out to call the colour of the sky
空の色を呼び求めながら手を伸ばす

Passed around a moment clothed in mornings
朝に包まれた一瞬を巡り

Faster than we see
私たちが見るよりも速く

Getting over all the time I had to worry
心配しなければならなかった時間を乗り越え

Leaving all the changes far from far behind
変化のすべてを遠く遠く後ろに置いて

We relieve the tension only to find out
緊張を和らげても、ただ見つけるのは

The master’s name
その主の名だけ

Down at the edge, round by the corner
端のほとりで、角を回るあたりで

Close to the edge, just by a river
淵に近く、川のすぐそばで

Seasons will pass you by
季節はあなたを通り過ぎていく

I get up, I get down
私は立ち上がり、そして沈む

Now that it’s all over and done
今や全てが終わり

Now that you find, now that you’re whole
今こそ、あなたが見つけ、ひとつになる

My eyes convinced, eclipsed
私の目は確信し、影を見つめる

With the younger moon attained with love
若い月が愛によって手に入れられ

It changed as almost strained
それは変化し、ぎりぎりの状態になった

Amidst clear mana from above
上空からの清らかなマナの中で

I crucified my hate and held
私は憎しみを十字架につけ、抱きしめた

The word within my hand
手の中の言葉を

There’s you, the time, the logic
そこには、あなたと時、そして論理がある

Or the reasons we don’t understand
または、私たちが理解できない理由が

Sad courage claimed the victims
悲しい勇気が犠牲者を奪い

Standing still for all to see
すべての人に見えるように立ち尽くす

As armoured movers took
鎧をまとった動きが進み

Approached to overlook the sea
海を見渡すために近づく

There since the cord, the license
そこには紐や許可証があった

Or the reasons we understood will be
または、私たちが理解した理由があるだろう

Down at the edge, close by a river
端のほとりで、川のすぐそばで

Close to the edge, round by the corner
淵に近く、角を回るあたりで

Close to the end, down by the corner
終わりに近づき、角のあたりで

Down at the edge, round by the river
端のほとりで、川を回るあたりで

Sudden call shouldn’t take away the startled memory
突然の呼び声が驚きの記憶を奪ってはいけない

All in all, the journey takes you all the way
結局、旅はあなたを最後まで連れて行く

As apart from any reality that you’ve ever seen and known
あなたが今まで見たり知ったりした現実から離れて

Guessing problems only to deceive the mention
問題を推測しても、それは言及を欺くためのもの

Passing paths that climb halfway into the void
虚無へと半ば登る道を通り過ぎる

As we cross from side to side, we hear the total mass retain
左右を行き交うたびに、全体の質量を保つ音を聞く

Down at the edge, round by the corner
端のほとりで、角を回るあたりで

Close to the end, down by a river
終わりに近づき、川のほとりで

Seasons will pass you by
季節はあなたを通り過ぎていく

I get up, I get down
私は立ち上がり、そして沈む

In her white lace
彼女の白いレースの中で

You could clearly see the lady sadly looking
悲しげに見つめる女性がはっきりと見える

Saying that she’d take the blame
彼女が自分に責任があると言い

For the crucifixion of her own domain
彼女自身の領域の磔刑について

I get up, I get down
私は立ち上がり、そして沈む

I get up, I get down
私は立ち上がり、そして沈む

Two million people barely satisfy
200万人の人々がほとんど満足できない

Two hundred women watch one woman cry, too late
200人の女性が1人の女性が泣くのを見守る、手遅れで

The eyes of honesty can achieve
誠実の目が成し遂げられる

How many millions do we deceive each day?
私たちは毎日何百万人を欺いているのだろうか?

I get up, I get down
私は立ち上がり、そして沈む

The time between the notes
音符の間の時間が

Relates the color to the scenes
色と場面を結びつける

A constant vogue of triumphs
絶え間ない勝利の流行

Dislocate man, so it seems
人を動揺させる、それが見える限り

Close to the edge, down by the river
淵に近く、川のほとりで

Down at the end, round by the corner
終わりに近づき、角を回るあたりで

Seasons will pass you by
季節はあなたを通り過ぎていく

Now that it’s all over and done
今や全てが終わり

Called to the seed, right to the sun
種に呼びかけ、太陽へ向かう

I get up, I get down
私は立ち上がり、そして沈む

I get up, I get down
私は立ち上がり、そして沈む


この歌詞は非常に詩的で象徴的なイメージが多く、
解釈の幅が大きい。
比喩表現や哲学的なテーマが中心となり、
自然、感情、精神的な旅が絡み合っている。

Q.:
ここでの「edge」は何を表しているか?

A.
この歌詞における「edge(淵)」は、単なる物理的な場所を表すだけでなく、象徴的・比喩的な意味が込められている可能性が高い。文脈や詩のテーマを考慮すると、以下のような解釈が考えられる。
 

  1. 人生や存在の「淵」
    「edge」は、人生や精神的な旅の中で極限の状態や転換点を象徴している可能性がある。これは、人生の岐路、境界、あるいは未知の領域に向かう瞬間を表しているかも知れない。歌詞には「川のほとり」や「角を回る」といったフレーズが繰り返されており、何か新しい領域や未知の可能性に向かって進む感覚が描かれている。
     
  2. 精神的な挑戦や内面的な葛藤
    「edge」は、内面的な葛藤や限界に挑む状況を象徴しているとも考えられる。歌詞中の「I get up, I get down(立ち上がり、沈む)」というフレーズは、感情の浮き沈みや葛藤を示しており、人生の「淵」で揺れ動く心の状態を反映しているようにも感じられる。
     
  3. 自然や宇宙の境界
    歌詞全体を通じて、自然や宇宙とのつながりがテーマになっている部分が多くある。「edge」は、物理的な場所としての自然の淵、たとえば「川のほとり」や「空と地球の境界」を指している可能性もあるし、象徴的に用いられて、自然と人間、宇宙と個人のつながりを暗示しているとも考えられる。
     
  4. 哲学的・精神的な「境界」
    この「edge」は、現実と精神世界の境界や、既知と未知の間に存在する場所を表している可能性がある。歌詞には「reality that you’ve ever seen and known(これまで見たり知ったりした現実)」というフレーズがあり、私たちが慣れ親しんだ現実から離れ、新しい真実や視点に向かう旅を描いているようだ。

 
この歌詞は非常に難解で、抽象的かつ象徴的な表現が多く含まれている。それがプログレッシブ・ロックの特徴でもあるし、特にこの曲を作ったYesのようなバンドは、リスナーに深い解釈や想像を促す詩的な表現を得意としている。

「Close to the Edge(淵に近く)」というタイトル自体が、何か大きな転換点や限界点にいることを暗示しており、それが人生の岐路であったり、精神的な覚醒であったり、あるいは自然や宇宙との一体感であったりと、聴く人それぞれの視点で意味が変わるのが魅力となっている。

難解さの理由:
1) 抽象的なイメージ
歌詞には「精神的な優雅さ」「太陽の音楽」「季節があなたを通り過ぎる」など、具体的な意味が掴みづらい表現が多い。これらは直訳ではなく、象徴や感覚で捉える必要がありそうだ。

2) 象徴性が強い
「淵(edge)」や「川(river)」など、特定の場所や状況を示す言葉が、物理的な意味以上の象徴的な役割を果たしている。

3) 哲学的テーマ
人生の意味、精神的成長、自然と宇宙の調和など、深遠なテーマを扱っているため、聴く側の経験や価値観によって解釈が変わってくる。

で、どう楽しむべきか
難解さをそのまま受け止めて、自分なりに解釈して楽しむのがこの曲の醍醐味か。リズムやメロディーに身を任せつつ、歌詞の一部が心に響く瞬間を探したり、自分の経験や感情と結びつけたりすることで、より深い感動を味わえる。と難しそうなことを楽し気に言いたくなる。

とにかく、ジョン(とイエスの当時のメンバー)以外に
こんな壮大な曲は決して作れない。


『シッダールタ』とこの曲の関係については、
こちらの店長のりちゃん さんの解説が詳しいです。
Yes『Close to the Edge』歌詞解説:ヘッセ『シッダールタ』との深い関係|店長のりちゃん

Counties and Countries

 

これは、2025年6月時点での最新作。
Jon Anderson & Band Geeks 名義で出した「True」の中の1曲。

この歌は、愛と真実の到来、
そして、それが人生における目的や希望に
深く関連していることをテーマにしている。
過去と未来の間で、
まだ訪れていない愛や真実を待ち望む姿勢が描かれている。

なーんて言うと固いが、
そんな内容を時にコミカルな演奏と共に
非常に楽し気に、優しさを込めて歌っている。
不思議と癒されてしまう。

原曲はジョンが10年くらい前に書いていて、
Band Geeksのリッチー・カステラーノがアレンジして
壮大な曲に仕上げたそうです。すごい。


I’ve seen counties and countries,
僕は様々な地方や国々を見てきた

the Gardens of Eden are calling me, calling me home
エデンの園が僕を呼んでいる、故郷に呼んでいるんだ

And I said, I would deliver the promise of lifetimes
そして僕は言った、何世代にもわたる約束を果たすと

Calling me, calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷へ呼び戻そうとしている

For I received it on that day, the gift of love was here to stay
その日、僕は受け取ったんだ、愛の贈り物が永遠にここに留まるということを

Asking for the love that would always deliver
常に応えてくれる愛を求めて

Asking for the love yet to come
まだ訪れていない愛を求めて

I’ve seen counties and countries, the Gardens of Eden
僕は様々な郡や国々を見てきた、エデンの園が

Are calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷に呼び戻している

The mountains, down through the oceans, the gift of creation
山々、海を越えて、創造の贈り物が

Are calling me, calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷へと呼んでいるんだ

For I received it on that day, the gift of love was here to stay
その日、僕はそれを受け取った、愛の贈り物がここに留まることを

Asking for the love that would always deliver
いつも応えてくれる愛を求めて

Asking for the love yet to come
まだ訪れていない愛を求めて

The love yet to come, the love yet to come
まだ訪れていない愛、まだ訪れていない愛

The love yet to come, say I, say I
まだ訪れていない愛だ、僕が言うよ、僕が言うよ

The love yet to come, this miracle’s got to keep us alive
まだ訪れていない愛、この奇跡が僕たちを生かし続ける

Gotta get that beautiful day to be
あの美しい日を迎えなくてはならない

Only for you, only for you
君のためだけに、君のためだけに

Only for you, to be received
君だけが受け取るために

To be received, by you
君が受け取るために

Only for you, only for you
君のためだけに、君のためだけに

Only for you, to be received
君が受け取るために

To be received, by you
君によって受け取られるために

I reached out and discovered that words are forever
僕は手を伸ばして、言葉が永遠であることを発見した

Never repeat what you don’t believe
信じていないことを繰り返してはいけない

And I said I would remember that people forgiving
そして僕は言った、人々が許すことを覚えていると

That comes with the loving of your soul
それは君の魂の愛と共に訪れる

Just reaching for the strength of another, your sisters and brothers
ただ他者の強さに手を伸ばしている、君の姉妹や兄弟たち

Calling me, calling me, calling me home
僕を呼んでいる、故郷へ呼んでいる

‘Cause I believed it on that day
その日、僕はそれを信じたんだ

The gift of love was here to stay
愛の贈り物がここに留まっていることを

Gifting me, just knowing that love is forever
愛は永遠であることを知って、僕に贈られている

Knowing of the truth yet to come
まだ訪れていない真実を知っている

The truth yet to come, the deeper you got it
まだ訪れていない真実、それを深く受け入れれば

The love yet to come, here in your lifetime
まだ訪れていない愛、それは君の生涯の中で訪れるんだ

All to bring you closer, gotta get that beautiful day to be
すべては君を近づけるため、あの美しい日を迎えなくてはならない

The love yet to come, the best yet to come, say I, say I
まだ訪れていない愛、最高のものが訪れる、僕が言うよ、僕が言うよ

The love yet to come, say I, say I
まだ訪れていない愛、僕が言うよ、僕が言うよ

This is a beautiful day to be
これは素晴らしい日だ、存在するための

Love yet to come, all to bring you closer
まだ訪れていない愛、すべては君を近づけるために

You got a beautiful day today
君は今日、美しい日を迎えている

You got a beautiful day today
君は今日、美しい日を迎えている

Only for you, only for you
君のためだけに、君のためだけに

Only for you, to be received
君が受け取るために

To be received, by you
君によって受け取られるために


Jon Anderson – Lead Vocals
Richie Castellano – Bass, Vocals
Andy Graziano – Guitar
Andy Ascolese – Drums
Chistpher Clark – Keyboards
Robert Kipp – Keyboards


(以下、Q=Question=疑問点、A=Answer=解釈例 です。)

Q.
「counties and countries」と繰り返し、
その後に「 the Gardens of Eden」と続く意味は何でしょう?
A.
「I’ve seen counties and countries, the Gardens of Eden」
というフレーズで 「counties」と「countries」 を繰り返しているのは、
言葉のリズムを作ると同時に、
スケールの拡大を表していると思われる。

counties(郡) は比較的小さな地域の単位
countries(国々) はより広い範囲を示す
つまり、「小さな地域から大きな国々まで、あらゆる場所を見てきた」
というニュアンスが含まれている模様。

その後に 「the Gardens of Eden(エデンの園)」 と続くことで、
「この旅の中で、楽園のような美しい場所を見つけた」
という意味合いが加わる。

これは単なる地理的な旅ではなく、精神的・象徴的な旅も
示唆している可能性があり、「エデンの園」は 理想郷、純粋な美しさ、
または神聖な場所 を象徴していると考えられる。

Q.
エデンの園がなぜGardens of Edenと複数形なのでしょう?

A.
エデンの園」は聖書の具体的な場所というよりも、
「あらゆる美と調和のある場所」
「内面や世界中に存在する楽園的な空間」
として表現されている。
それゆえに「複数のエデン=世界中に点在する美しい場所」
として “Gardens” と複数形にしているのか。

Q.
「I reached out and discovered that words are forever」
のreach forは、どこに手を伸ばすと言ってるのでしょう?
A.
「I reached out and discovered that words are forever」の
「reached out」 は、物理的な動作というよりも、
精神的・抽象的な意味で「手を伸ばす」「探求する」
というニュアンスがある。

この文では 「言葉が永遠であることを発見した」
という気づきの過程を表している。
したがって、「reach out」 は何か具体的な物ではなく、
真実や知識、理解へと手を伸ばしている のだと考えられる。

つまり、「僕は手を伸ばし(探求し)、言葉が永遠であることを発見した」
という意味になり、
「言葉の力」「言葉の持つ不変性」「言葉の重要性」に気づいた
というメッセージが込められていると解釈できそう。

「Just reaching for the strength of another, your sisters and brothers」
の 「reaching for」 は、「他者の強さを求める」 という意味になる。

この場合、「another」 は「他の誰か(=仲間や周りの人)」を
指していて、「strength」 は「力」や「支え」という意味合いか。

つまり、「仲間である兄弟姉妹(sisters and brothers)の
強さに手を伸ばしている」 という意味になり、
「互いに支え合うこと」や「助けを求めること」
の重要性を示唆していると考えられる。

この歌詞の流れからすると、単なる個人の旅ではなく、
「人とつながり、助け合いながら進んでいく」
というテーマが込められているのかも知れない。