Jon & Vangelsiによる1981年リリースの
「The Friends Of Mr Cairo」の1曲。
これも、優しいことこの上ない、
落ち込んだときにも元気づけてくれる曲。
I have seen the compass turning
私は、回り続けるコンパスを見てきた
Round & round my heart
私の心のまわりを、ぐるぐると回っていた
The senses are yearning
感覚が、渇望している
For a possible change of heart
心が変わる可能性を求めて
That is coming to you / Coming to you.
それは君のもとへ向かっている、君のもとへ
You stand upright, you are different
君はまっすぐに立っている、君は他とは違う
Why the spinal shock the fusion the evil
なぜ脊椎に衝撃が? 融合が? 邪悪が?
Spill it out on the floor of belief
そのすべてを、「信仰の床」にこぼしてしまえ
Come and mend this design / Come and mend this design
来てくれ、そしてこの設計を修復してほしい
来てくれ、この設計を直してくれ
With every right we do.
私たちが行う、あらゆる正しいことと共に
I have seen the sun, this sounds crazy
私は太陽を見た、これは狂って聞こえるかもしれない
The story about a boy in the rain
雨の中に立つ少年の物語
He was standing waiting for for the light
彼は光を待ち、じっと立っていた
As though he did have a reason to know
まるで、知る理由を持っているかのように
Did he really know?
彼は本当に分かっていたのだろうか?
His eyes were open they expected someone
彼の目は見開かれ、誰かを待っていた
In his heart he felt the compass was turned on
彼の心の中で、コンパスが作動し始めたのを感じていた
I will echo, ho for reasons that change me
私はこだまする、「変化の理由」を求めて叫ぶ
Every thought, though it takes so long,
すべての思考は——たとえ時間がかかっても
Is master with every plan
あらゆる計画の「主人」なのだ
It would seem there is no end
終わりがないようにも思える
To the bad or goodness in man
人の中の悪にも、善にも
So my friend it seems the weariest night
だから友よ、最も疲れた夜も
Just leads to a heavenly dawn
やがて天のような夜明けに続くのだろう
Should we see so much / In every time we sigh.
私たちは見るべきなのだろうか?
私たちがため息をつくたびに
Even this we could call music
このことさえも「音楽」と呼べるかもしれない
As that would match my body connection
それが私の身体のつながりと合致するのなら
Let me take your hand, I will be beside you beside
手を取らせてくれ、私は君のそばにいる
He took so much a lot of my mind
彼は私の思考の多くを奪っていった
I can’t help believe all though is sublime
それでも私は、すべてが崇高だと信じずにはいられない
Is this fate
これは運命なのだろうか
I see it again & again
それを私は何度も何度も見る
Yes, I am taught to love above every reason
そうだ、私は理由を超えて愛することを教えられてきた
Every one every season
誰であれ、どんな季節でも
The compass will turn / And turn again
コンパスは回り続ける、そしてまた回り続ける
turn again / And turn again
再び回る、そしてまた……
Q.
floor of belief(信仰の床)とは何?
A.
部屋の床ではなく、魂の土台となる信仰・信念の核。
そこに傷や矛盾をさらけ出すことで、
癒しや再構築の可能性が生まれる
という、深くスピリチュアルな象徴だと考えられる。
Q.
I、you、heと出てくるが、どんな関係?
A.
次ののような 「魂の目覚め」の旅 として解釈できるかも。
「あなた(you)」=目覚めた存在が、語り手を導く(理想や啓示)
「彼(he)」=幼い自分が、雨の中で光を求めている(まだ見えていない段階)
「私(I)」=現在の自分が、それを物語として見ている(成長し始めた段階)
Q,
曲名のBesideと歌詞の内容との関係は?
A.
I will be beside you beside(私はあなたのそばにいる)と
歌っているが、物理的な距離ではなく、魂の共鳴・共存を示している。
I am taught to love above every reason(理由を超えて愛する)で
存在の奥深いところでつながることを示している。
The compass will turn And turn again(コンパスは回り続ける)で
過去・現在・未来の自己が、時間を超えてつながっていることも
示している。
「存在の深いレベルで一緒にあること」、
「心が寄り添い合うこと」、
そして「魂の旅における伴走者」を象徴している。